従業員と経営者の不安ー有事に垣間見る本性ー

かさま歯科クリニック

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色とりどりの歯ブラシ

従業員と経営者の不安ー有事に垣間見る本性ー

院長ブログ

2020/04/05 従業員と経営者の不安ー有事に垣間見る本性ー

従業員と経営者の不安ー有事に垣間見る本性ー

神奈川県海老名市にありますかさま歯科クリニックの院長の笠間です。

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歯科関連のツイッターを見ていて思うのは

いよいよ我々の歯科医業も岐路に立たされているということがひしひしと伝わってきます。

今回は現状に対して、ツイッターの意見を元に今従業員の方に私見を述べたいと思います。

 

 

医業種の中での歯科医業の中途半端さ

医業種でありながらコロナウイルスに対して直接的に関与できないという非常に中途半端な立ち位置に歯科医業はあります。

 

言えることといえば『手を洗いましょう』『院内感染を防ぐ努力をしております』

 

いわば他の医療系の以外の業種の方と言っていることは全く同じです。

 

でてくる話と言えば

 

サプリメント、塩素系の水、口腔内清掃による感染防止、世間の情報を鵜呑みにした間違った院内感染対策の現状など

 

直接的にコロナウイルスに日々追われている方々からすれば鼻で笑われる内容です。

いわば、一応医療系であることの強がりにしか思えないようにも思います。

私はむしろ黙って、国や有識者の意見、国の動向、人の流れ、それらを伺いつつ、
波風立てず常識的にできることを行うべきだと思っています。
それに伴って世間が『歯医者は閉じろ!』と言えば当然その流れに従うべきだと思っています。

 

経営者側の意見として

正直に申し上げて時に従業員の意見に対して承服しがたいことは多々あります。

 

もちろん経営者や責任者として、従業員の声に耳を傾け院内ひいては世間の為になることは積極に取り入れる。

そしてそのような意見を言えるような環境づくりが経営者には大切なことは言うまでもありません。
こんなツイートを見ました
今回のコロナウイルスの対応として

従業員の良かれと思って患者さんに発した発言が経営者の反感を買い、

その考えに対し改めるように申し渡された。

(このコロナウイルス蔓延下の環境で無理に通院しなくても良いというような趣旨)

しかしやはり腑に落ちていない。

 

まず私見から、私は正しかったと思います。私も患者さんにはそう伝えています。

 

ただしこれは私の病院での話
一方で経営者という立場から見るのであれば、

『医院の共通認識ではない行動は避けるべき。』

経営者を変えようと思うことは無理なことの方が多いのも事実です。

和気藹々と意見を交換しながら組織づくりに取り組んでいる会社は理想的ですが現実は少ないと思います。

勝手な行動は控えるべきです。

それが嫌なら転職するか起業するしかありません。

自分の信念のために上司と喧嘩ばっかりしている人気ドラマ『半沢直樹』はドラマだからできるのです。
経営者はブレてはいけない。そして会社を守るためには個の意見を棄却することも多々あります。

倒産を回避する、一人ではなく他の従業員を守ることも、経営者の使命であると私は考えています。

間違っていけないのは

 

今回の状況で無理な経営を断行したがゆえにウイルスを蔓延させたりすれば責任は経営者です。
冷たい・・・
違います。私もかつては勤務医であり従業員でしたし、多くの大立ち回りを繰り広げてきました。

当時のことを振り返って、『世間知らずの子供』だったと今は言えます。
でも明らかに間違っているときは言って欲しいのも事実です。

 

 

生存者の悩みは生活、お金の問題

生きるか死ぬかの駆け引きを今現在行っている方、そのご家族の心中はどれほどのものか

その状況は考えも及びません。
一方で今回のパンデミックにより世界規模での生活困窮者が発生しています。

残念ながらウイルスの脅威の収束を待たずに自死が増えるなど、今後生存の脅威の収束にはもっと時間を要すると思います。

日本も例外ではありません。
では我々の業種を優先順位で考えるのであれば
『明日食べるものがない人が歯医者に行くか?』
私も最悪な事態を考慮するのであればそれ相応の覚悟が必要だと思っています。

当然人を雇用することも叶わなくなる事態も否定はできません。

手袋、マスク、衣料品を製造する諸外国の工場も機能しなくなってきています。

 

我々は

 

 

少し冷静に、今仕事があるという幸せをもう少し謙虚にかつ真摯に受け止めていただきたいとも思います。

 

 

現に職を失っている人は日々増えています。

 

 

 

病院を閉じるか?

 

まずお給料がどこから出ているかということです。

これ以上の説明が必要でしょうか?

でも感染の観点、生存に関わる事態の回避には必然です。

 

 

追い込まれた時にこそ現れる本性

 

経営困難という状況下で

 

本性を先に出すのは経営者です。

 

従業員は職を失って初めて出てきます。

ここで必要なのは、従業員の見極める力です。

まだ伸びしろや未来があるとお思いになるのであれば、経営者を支えるのもよろしいでしょう。

 

もしダメだとお思いになるのであれば見切りをつけるのも一つです。

 

ただし、辞めどきを逸することがあれば、そしてご自身にスキルがなければ転職は叶わない時代となります。

つまりこのご時世、一時の感情で辞めたはいいけれど職がないということも覚悟すべきです。

戻ることもできないでしょう。経営者にとって従業員の退職は好都合になることさえあります。
少し様々なことを冷静に、先のことを見据えてツイートや愚痴を言うのが無難です。

 

一方で私はそこから様々な動向や状態を垣間見て病院に生かしているのも事実です。

 

 

歯科医院は一人ではできない

私はいつも従業員にこう言っています。

 

『助けてください。』

 

これは最後に言っておきたいと思います。

衛生士さんや助手さんがいなくては我々は成り立ちません。

今、命も守らなくてはいけない。そして生活も守らないと終いには命も危うくなる。

このジレンマに経営者は立たされています。

私は、空いた時間に知りうる全ての情報と今後の厳しくなる状況を従業員に話しています。

 

綺麗事は言いません。気休めを言ったあとの叶わなかった時に与える無責任ほど残酷なものはないと思っていますので。

 

これからも一緒にやっていきたいという気持ちを一生懸命伝えるようにしています。

 

 

 

皆さん頑張っていきましょう。

 

 

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