保険請求と葛藤!型取り後、患者さんが来院されない!

かさま歯科クリニック

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色とりどりの歯ブラシ

保険請求と葛藤!型取り後、患者さんが来院されない!

院長ブログ

2019/01/10 保険請求と葛藤!型取り後、患者さんが来院されない!

保険請求と歯科医院の葛藤!型取り後、患者さんが来院しない!

 

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神奈川県の海老名市にありますかさま歯科クリニックの笠間です。

 

 

仮蓋のまま一年放置してしまった。

 

 

型取り後、来院せずにいてしばらくしたら歯医者から治療費を支払うよう請求があった。

 

というようなお問い合わせが連続してありました。

 

 

仮蓋のまま歯を放置すれば虫歯が進行したり痛くなったりしますし、最悪抜歯です。

 

おそらくこのことに関してはだいぶ多くの方が周知のことだと思います。

 

今回は少し視線を変えて実務的なお話!

 

患者さん目線というよりも歯科医院側の苦悩や葛藤についてお話したいと思います。

 

 


 

■ 診療報酬は後払いです

 

 

歯科医院に行かれて治療前、待合室でお待ちの間に治療費を請求された方はあまりいらっしゃらないと思います。

 

あまりといったのは一部の自由診療でインプラント治療やホワイトニングであらかじめ一定額を頂いておいて、処置ごとにお金が引かれていく様な支払い方式を採用しているところもあるからです。

 

でもほとんどは処置終了後に受付で会計を済ませると思います。

 

つまり、松屋のように先に食券を購入して食事をする前払いではなく、吉野家のようだと言えば良いでしょうか。

 

また保険診療では患者さんから頂戴しているのは一部負担金です。

 

一部負担金の割合は人によって異なりますが、残りは支払基金という機関に請求を立てています。

 

医師、歯科医師、薬剤師、(他の健康保険料を請求できる職業)は請求から3ヶ月後に残金が支払われます。

 

つまり2回にわけて後払いされるのです。

 

 

 

■ 型取りは次回歯を入れますよという契約になります。

 

診療では型取りをするときに、次回このようなものをお口に入れてと説明を行い、形を整えて型取りをします。

 

そこで患者さんの意思を確認して口約束ではありますが、契約をするわけです。

 

 

 

■ 歯の製作にはお金がかかるのです

 

契約のもと、型取りした型から石膏の模型におこして歯科技工士さんに歯の製作を依頼します。

 

歯科技工士さんからは歯の製作費用だけでなく材料代として金属代も請求されます。

 

 

 

■ そして患者さんは来院されなかった・・・

 

多くの場合は連絡がないケースが多いように思います。

 

このような時歯科医師は様々な考えを巡らせます。

 

 

前回不快な思いをされたのではないか?

 

→これがもし原因だとしたら多いに反省しなければいけません。

 

金額が高いとお思いなのだろうか?

 

→一応次回の目安はお伝えしています。 保険で厳しいとなると残念ながらこの額よりも安いものはありません。

 

自分と意図した被せ物にならないからだろうか?

 

→説明をしていて、承諾を得たと考えていても厳しいようです。

 

ただ忘れているだけならいいけど

 

→放っておくと歯が動いてしまって入らなくなってしまいます。

 

 

 

■ ぜひご相談いただきたのです

 

何もわからず、製作してもらったものが病院に転がっていることほど寂しいものはありません。

 

でも言いにくいし気まずいから行かないという気持ちもよくわかります。

 

歯科医師の態度や病院自体がもうお断りだということであれば仕方がありません。

 

しかし、入れるものの不満であれば、ぜひ直接お伝えいただければ、今一度説明をさせていただきたいと思います。

 

応じられない内容としては値下げです。

 

我々は医療行為を行なっていますし、全国一律の保険診療の値下げは認められません。

 

 

 

■ 丸々損をしているのか?

 

実は我々は身来院請求というものができるようになっています。

 

これはどういうことかというと

 

3割負担の方の場合は7割を国に請求しても良いことになっています。

 

でもはっきり言います、様々なコストを考慮すれば完全に赤字です。

 

 

 

■ 窓口負担金の請求はできるか?

 

ここに大きな問題があります。

 

ちなみに当院において昨年の未装着患者さんは1名でした。

 

自分自身でもかなり優秀な方だと考えています。

 

今、現在悩んでいます。

 

話を戻しますが

 

負担金の請求は直接患者さんに行なっても良いことになっています。

 

患者さんにも支払義務はあります。

 

しかし心情的に「請求できるか?」という問題があります。

 

結構な割合で請求をせず、泣き寝入りのクリニックはあります。

 

お口に仮蓋が入ったままになっていて、数ヶ月経っても請求が回ってこないとしたらそのクリニックは優しいです。

 

 

 

■ 1年後に再び歯科医院に行ったら歯も入らず、負担金は請求された。

 

これも認められています。

 

被せ物の保存義務の期間(約一年)を越えた場合は処分していいことになっています。

 

さらに前回の装着時の負担金も請求して良いことになっていますし、そもそも一年も放置したら作った歯ははいりません。

 

再度型取りをして製作した場合は改めて費用を請求することも可能です。

 

 

はっきり言えば何もいいことはありませんので、一度済ませた方が良いと思います。

 

忙しいのはわかります。30分くださればそれで構いません。

 

 

 

■ 転院したらどうなるか?

 

一言で言えば、検査から全てやり直しとなりますので、費用面でのメリットは皆無です。

 

ただし良い先生と巡り会うことができたのであれば、十分病院を変えた価値はあると思います。

 

 

 

■ つまり誰も徳をしない

 

財布痛いですし、心も痛い、そして歯も痛くなるかもしれません。

 

とりあえず、歯だけは着けてそれから物事を考えるのが良いのではないでしょうか?

 

 

ぜひ参考になさっていただいて、くれぐれも損の無い様にしてください。

 

 

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