差し歯をしたけど色が合ってない!はなぜ?ー海老名のかさま歯科ー

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差し歯をしたけど色が合ってない!はなぜ?ー海老名のかさま歯科ー

院長ブログ,審美治療ブログ

2019/01/08 差し歯をしたけど色が合ってない!はなぜ?ー海老名のかさま歯科ー

歯の色を正確に再現するためにー海老名のかさま歯科ー

 

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神奈川県海老名市にありますかさま歯科クリニックの笠間です。

 

「前歯の差し歯をしたけど色が違う!」

 

そんな経験をした人はいませんか?

 

実はそれ合わせる方法があるんです。

 

というわけで今回は歯の色が合っていないと患者さんに思われないように当院で行なっている試みについてお話したいと思います。

 


 

■ 従来はどうしていたか?

 

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色見本を患者さんに見せて歯の色を決める

 

シェードガイドという色見本があります。

 

髪の毛のブリーチや染める時の見本がありますよね。その歯版だと思ってください。

 

これを患者さんに見せて「どの色がいいですか?」

 

と聞くのが一般的です。ドクターが任意に色見本と照らし合わせて決めるなんてこともあります。

 

でもこれでは残念ながら色は合わないんです。

 

 

 

■ なぜ色見本だけで色は合わないのか?

 

 

歯は半透明な層が重なり、部分ごとに厚みが異なることによって、グラデーションを形成しています。

 

つまり歯は白ではないんです。

 

根っこの近くは少し黄色味があったり、歯の先っぽは薄くて光が投下するので青っぽく見えたりします。

 

複雑な色をしているんです。

 

さらに歯の表面は凹凸があって、光の反射も変わってきますので見え方が変わります。

 

だから、患者さんにお見せした色見本だけでは、個々の歯を再現することはできません。

 

 

 

■ 今は色見本と歯を一緒にしてカメラで撮影します。

 

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色見本だけでは歯の特徴やグラデーションなどはわかりません。

そのため、カメラを使って色見本ごと写真を撮影します。

光の反射具合によっても色の見え方は異なりますので

上下や左右でカメラをふって様々な方向で撮影をする必要があります。

 

色の基準は隣の歯や噛み合わせの歯などです。

 

ここで撮影した写真を技工士さんに送って、パソコン画面を見ながら歯の色を再現していくのです。

 

 

 

■ 使う材料はジルコニアまたはemaxのフレームにポーセレン

 

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フレームとは歯の骨組みのことです。その骨の上にペタペタと焼き付け用のポーセレンを盛り上げて歯を作っていきます。

 

ジルコニアは別名白い金属とも呼ばれ、かつては加工が難しかったのですが、今日では手軽に扱えるようになりました。

強度もありますし何よりも白いので歯の色に大きな影響を与えません。

emaxという材料もありますが、難しいことを抜きにして、透明度が高く歯のエナメル質に近い硬さを持っていますので歯に優しくて色の再現にも適しているという利点があります。

 

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ポーセレンとは陶器と考えていただければ良いと思います。

形を整えてうわぐすりを塗って焼きますよね。歯でも一緒です。

適度な硬さと重ねた時の発色の良さが特徴です。

 

 

 

■ 金属を使わない!

 

あとでお話ししますが、金属を使わないメタルフリーという概念が何よりも歯の色の再現には重要になるのです。

先ほどのフレームも白く、そして中の土台にも金属を使用しないことが歯の色の再現には不可欠なのです。

金属がなぜ問題となるかは後ほど説明します。

 

 

 

■ それでも色が合わないこともある

 

カメラで撮影した写真を技工所に送っても合わない時があります。

そのような時は作った歯をお口に入れた状態で撮影して、どこに問題があるかを技工士さんに伝達します。

そこで再度製作をしてもらうのです。

もちろんここでの再製作にかかる費用は患者さんにはご負担いただきません。

 

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あとは患者さんは満足していても

 

私が満足しない時があります。これでもいいとおっしゃれば無理にお願いすることはありませんが、患者さんにご了承をいただけるようでしたら再度製作をするようにしています。

 

 

 

■ 最後の最後まで患者さんには色を確認していただく。

 

日常生活においては自然光が基準となります。

通常診療では患者さんを寝かせた状態で治療をしますが、寝てお話をする人はいませんので

椅子を起こした状態で、ライトもつけずに確認して頂いて問題がなければ接着剤でくっつけます。

この時に使用する接着剤の色も重要です。接着剤の色で台無しになることもあります。

 

 


 

 

■ 今のスタンダードはこのような治療です。

 

色見本だけで歯を作ることに意味はありません。

カメラや様々なチェックを行なって歯の製作をすることで自然な歯をご提供できるわけです。

 

 

 

■ 残念ながら保険適応の歯では限界があります。

 

 

 

基本的にはカメラで撮影を行なったとしても、保険の歯では自然な色を再現することはできません。

それは材料の問題です。

先ほど金属を使用しないことが重要だとお話ししましたが、その理由をお話しします。

 

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金属

 

裏打ちが金属なため歯の透明感を出すことができません。

どういうことかというとどうしても歯が暗い印象になってしまいます。

例えば白いシャツの下に黒いインナーを着ると色が透けますよね。

一緒の現象が起こります。

歯の色を再現するには、裏打ちの色は歯に近い色か透明なものでなくてはいけません。

 

樹脂

 

裏打ちの化粧に使う樹脂自体にも色を再現するのには限界があります。

またこの材料は時間が経過すると色が変色してきてしまいます。

例えば古いタッパーが黄ばんできますよね。

一緒なのです。

その場限りでは良いかもしれませんが、数ヶ月と経たないうちに変色が始まるのです。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

仕上がりを左右するのには下ごしらえがとても重要です。

特に自由診療の歯を製作するのに当たって、カメラを使用しないということはほとんどありません。

当院では今後さらに良い撮影機材の導入も検討しております。

より自然な歯をご適用できるように努力して参ります。

 

■ まとめ

 

歯の色が合わない理由は

 

・ カメラを使用していない

・ 保険診療の材料的な限界

 

実際の症例はこちらのブログからどうぞ

 

 

■ 歯科医師や歯科技工士さんへ

 

ダイソーのオタマは結構コントラスターとして使えたりします。よかったらぜひ!

 

 

ご質問等々をお受けしております。

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