歯磨き粉を歯ブラシに乗せる量はどれくらい?

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歯磨き粉を歯ブラシに乗せる量はどれくらい?

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2019/01/02 歯磨き粉を歯ブラシに乗せる量はどれくらい?

歯磨き粉を歯ブラシに乗せる量はどれくらい?

 

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神奈川県海老名市にありますかさま歯科クリニックの院長の笠間です。

 

 

歯磨き粉をどれくらいつけたらいいのか考えてみた

 

歯磨き粉をどれくらいの量使用して歯みがきをしたらいいのか?

 

という非常に基本的で周知されていないこの話をしたいと思います。

実際問題、歯医者でもすぐに答えられないの人は多いのではないでしょうか。

 

その原因として

 

歯みがきという行為は一つである。

それにもかかわらず予防すべき歯科疾患は『 虫歯 』と『 歯周病 』の2つある。

 

歯医者サイドも色々、混同してしまっていて、はっきりしないものとなっています。

 

この問題について、公式に出ている情報、すなわちコンセンサスの得られたものから

 

『歯磨き粉』について少し整理をしてみましたのでお話をしていこうと思います。

 

 


 

 

目次

 

虫歯と歯周病を混同している

 

虫歯予防は歯みがきではなくフッ素しかない

 

歯周病予防は歯をみがくしかない

 

実際の歯みがきで使用するフッ素の量

 

インプラントにフッ素は良くない

 

でも数年後言ってることは変わるかも

 

 


 

 

虫歯と歯周病を混同している

 

虫歯と歯周病は似て非なるものです。

 

まず、共通して言えるのは 『 感染症 』 であること。

 

どちらもばい菌が関与して、『 歯を壊すか。』 『 歯の周りを壊すか。』 の違いです。

 

でも予防の方法は違います。

 

歯みがきという1つの行為で2つの病気を予防しなくてはいけませんが

 


 

明確に用途を分けて考える必要があります。

 

歯磨き粉をはじめフッ化物 → 虫歯

歯みがき → 歯周病

 

まずこれを押さえておきましょう。

 


 

 

後でも言いますが

 

「歯磨き粉はほんのちょっとでいい。」

 

という歯医者がまだいるとしたら非常に危険なことです。

 

これから虫歯と歯周病それぞれについてお話ししていきましょう。

 


 

虫歯予防は歯みがきではなくフッ素しかない

 
虫歯予防ではどこを見渡しても

 

歯ブラシ一つで虫歯予防できるという報告はありません。

 

紛れもない事実です。

 

一方フッ素に至っては

 

虫歯の進行を止められた

虫歯の発生を抑えることができた

地域レベルで虫歯がなくなった

 

奇跡の声続出状態です(笑)!

 

 

これに対してフッ素を否定する声もあります。

 

高濃度での使用は確かに危険なのと、小児では特に濃度に気をつけなくてはいけません。

 

でも神経毒性などが・・・

 

とかありますが、名言を避けてきましたがこの場で初めて名言します。

 

「なんでも過剰に摂取すれば毒になります。」

「毒にもならないものが薬になるわけがない!」

 

その最低限の常識に対して過剰に反応してフッ素の使用をしないで虫歯を作るのであれば

 

現代歯科医学を行なっている、当院をはじめとする多くの歯科医院では正直お手上げです。

 

当院ではフッ素の使用を推奨します。

 

でも10年後はわかりません。後でお話しします。

 


 

歯周病予防は歯をみがくしかない

 

歯周病予防に至っては歯みがきしかありません。

 

当たり前のことですがきちんとできていないといけません。

 

また体が負けないくらいのばい菌の量にするということが何よりも大切です。

 

その概念を

 

プラークコントロール

 

『 歯ブラシ=除菌 』 という概念を忘れてはいけないのです。

 

ばい菌がいなくなれば歯周病は良くなる

 

こんなことは半世紀以上前からわかっていることです。

 

でもなくすことはできないのは、人間という生物の弱さに起因する。

 

「磨かなくちゃいけないことはわかっているけど・・・」という不確実さが招く

 

まさに生活習慣病なわけです。

 


 

実際の歯みがきで使用するフッ素の量

 
ここからが質問者さんに対する回答となります。

 

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1 歯磨き粉をつける(上の図の通り)

2 歯磨き粉を全体的に広げる

3 2〜3分磨く

4 吐き出す

5 ほんの少量の水でゆすぐ1回だけ

6 1〜2時間飲食をしない。

 

 

引用 フッ化物配合歯磨剤に関する日本口腔衛生学会の考え方

http://www.kokuhoken.or.jp/jsdh/file/statement/201803_fluoride.pdf

 

これが回答となります。

 

 

これは、虫歯予防!フッ素を効かせる歯みがきの仕方となります。

 

 

でも歯周病予防もしたいのであれば

 

2の2〜3分は大いに問題があります!

 

はっきり言えばこれで歯みがきはできません。

 

フロスの記載もないのも大問題です。

 

歯周病に関してのブログは

 

http://kasamadental.com/blog/myblogc/blog06/

 

をご覧ください。

 

 


 

インプラントにフッ素は良くない

 

フッ素はインプラントを腐食させます。

 

 

これはまぎれもない事実です。

 

歯磨き粉に含まれる量のフッ素濃度でもインプラントを腐食させるとも言いますし

 

通常歯科医院でもインプラント患者さんに対しては高濃度のフッ素塗布は行いません。

 

正直にいうとまだはっきりとわからないというのが事実です。

 

多くの方はお口の中にインプラントと歯が混在しているので、色々難しいのも事実です。

 

まだ見解が分かれているので、動向を探っているのも事実です。

 

 

私の口の中には2本のインプラントがあります。

私はフッ素入りの歯磨き粉を使用しています。

 

高濃度のフッ素塗布は避けていますが、

 

残っている歯の虫歯予防の方がインプラントの腐食に比べてウェイトが重いと考えているからです。

 

さらに歯周病を予防する処置を定期的に行なっています。

 

 


 

でも数年後言ってることは変わるかも

 

例えば歯磨き粉の使用量などの指針もいい加減ではっきりと習った記憶がありません。

 

歯磨き粉は必要ないなんて言われてもいました。

 

今では歯磨き粉の成分も歯周病に対しては一定の効果があることも言われています。

 

さらに歯周病も原因は細菌感染だけではないとも言われていて、一生懸命噛み合わせを調整していました。

 

インプラントとフッ素の関係も特に最近流行っています。

 

 

何もかもが10年以内の話なのです。

 

 

エビデンスは数年後にはエビデンスで無くなる時代

 

正直に我々もわからないこともあります。

 

でも変わらないことはあるわけで

 

 

おそらく10年後も歯磨きは重要だと行っているはずです。

 

 

常に我々もアップデートを行い、皆様に最新の情報をお伝えできたらと思います。

 

 

かさま歯科クリニックでは予防歯科にも力を入れています。

 

ご興味のある方は

 

かさま歯科クリニックのインターネット予約

 

からご予約いただけたらと思います。

 

 

参考

 

フッ化物配合歯磨剤に関する日本口腔衛生学会の考え方

http://www.kokuhoken.or.jp/jsdh/file/statement/201803_fluoride.pdf

 

沼部幸博 歯周病予防・歯周病対策の歯磨剤を考える

https://www.jstage.jst.go.jp/article/perio/56/3/56_259/_pdf/-char/ja

 

 

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