歯科でのCT撮影(臨床編)

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色とりどりの歯ブラシ

歯科でのCT撮影(臨床編)

院長ブログ,インプラントブログ

2017/12/04 歯科でのCT撮影(臨床編)

このブログの2つ前にCTは必要であることを述べました。

 

その理由をお話ししたいと思います。

 

奥行きがわかる

 

x-ray003

 

歯科でよく取られるレントゲン写真は平面画像です。
歯を横から見た画像となるわけです。

つまりは高さと申しますか深さに関してはある程度の信頼性があります。

しかし奥行きはわかりません。

 

私がいう奥行きとは厚みすなわち頬っぺた側から舌までの距離のことです。

 

つまりは頬っぺた側から舌までの骨の厚みが3.5mmだとしたら、インプラントの直径が4mmのものは埋入できないことがわかります。

 

構造物同士の距離がわかる

 

通常の二次元のレントゲン写真では前後にある構造物が重なって画像が出来上がります。

おおよそ解剖学的な知識はあるものですからどちかが手前側(頬っぺた側や唇側のことを指す)かはわかります。

ですが実際の両者の構造物が離れているのか接しているのかまではわからないことが多いです。

ましてや距離などわかるはずがありません。

 

これが問題になるのは下の親知らずの抜歯の時です。

下アゴの骨の中には太い血管と神経が入っていて、その近くに親知らずが位置することが多いです。

そこで親知らずと神経の距離を計測せずに不用意に抜いてしまうと麻痺が出るなどの偶発症を生じる可能性があります。

 

img_example01

http://www.tokyo-gas.co.jp/stop/index.html より転載

 

インプラントのシミュレーション動画です。

 

 

神経とインプラントの距離がわかると思います。

 

腫瘍の大きさがわかる

 

CT画像は腫瘍の体積も計測することができます。

実際に腫瘍を摘出した時にどれだけの欠損量が生じるかなどの把握が可能となります。

実際にその欠失した部分に移植や材料の補填を行う必要がある場合などは、

ドナーサイト(移植片を採取する側)からどれぐらいの移植片を採取するか、

どれくらいの材料の量を注文するかなどがわかるわけです。

 

untitled-13

 

これは腫瘍ではなく嚢胞ですが、CTがなくては処置できませんでした

 

シミュレーションができる

 

腫瘍のところでも少しお話しましたが、実際に前もって手術のシミュレーションがコンピューター上ではできます。

今や本番さながらのシミュレーションができますので予行演習やスタッフ間の手術に関する周知徹底が可能です。

患者さんの安心にも繋がります。

身近なところではインプラントでは当たり前になりつつありますし、頭蓋骨骨折、腫瘍、顎変形症(受け口や著しい出っ歯)の手術などに応用されます。

CT画像から手術の時に使用する専用器具もオーダーメイドで製作することもしばしばです。

 

untitled-104

 

変形性関節症のシミュレーション画像です。

骨に切断したラインと骨を固定するプレートとスクリューが見て取れると思います。

 

術前術後の比較が三次元的に可能となる。
書いて字のごとくです。

 

お分かりになりましたか、CTをの活用は今やなくてはならないものです。

何よりも患者さんに対して安全に医療を提供できるというところが最大のメリットではないでしょうか

 

次回いよいよCTに関する連載の最終回
私の真骨頂!
私が考えるCTの最大限の活用方法についてお話ししたいと思います。

 

 

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